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【2025年6月】東海大学(台湾) 比嘉さん 総合文化学部 日本文化学科

東海大学(台湾)
集中講座と夏休み

大家好!台湾派遣中の比嘉です。現在台湾は夏休みに入っています。今回のマンスリーでは、前回も少しお話しした集中講座と夏休みに入ってからの出来事をお伝えしようと思います。

台湾は6月のはじめくらいに通常授業が終了します。その後夏季集中講座みたいなのがあるのですが、台湾では夏休みに入る前に行われます。大学で語学学校以外の講義を取りたい方はいつ開講されているかしっかり確認してください。集中講座は通常授業と1、2週間被るのでテストと重なってしまうことがあります。事前に確認しておいてください。また、シラバスで集中講座かどうか分からないことがあります。週に3回以上あるときは集中講座だと思います。手続き等が若干違うので担当の先生への連絡を忘れないでください。

前回も少しお話ししましたが、私はお茶に関する講義を受けました。お茶の入れ方やお茶会のマナーなど様々なことを学びました。この講義を受けて台湾茶の文化や歴史について知ることができましたが、一番よかったのは中国語を話す機会になったことです。語学学校の友達と話すときよりもたくさん聞いて話して、そして他の日本人に一切頼らずに作業を進めていくというのがすごく難しかったけどすごくためになりました。この授業でよかった点は講義が基本英語で行われていることと、国際学部の学生が受講しているので中国語が分からなかったときに英語で助けてもらえるということです。4ヶ月学んできたとはいえ講義では日常的に使わない単語がとても多く出てきます。なので初めて日本語が全く使えない状態で中国語だけのクラスに行くよりハードルが低く、挑戦しやすいと思います。また、少しづつ話せるようになって思ったのは、中国語は単語の発音が似てるから自分が全く把握していない状況について話をふられたときいつもより聞き取れないということです。語学学校での講義内では結構会話ができるのにいざ外で話すと何を言ってるのか聞き取れないことが多くありました。しかし、お茶文化の講座で仲良くなった友達が私の中国語が不慣れなのを気遣って何について聞いているのか英語で話してくれて、その後中国語に切り替えて話してくれました。状況を把握できるだけで今まで聞き取れてなかったものが聞き取れたり予測できるようになってきました。補助的に英語を使いながらどんどん台湾の人と話していくうちに話すことになれてきたように感じます。ご飯屋さんに行ったときも店員さんと少しおしゃべりできるようになって友達にもそんな喋れたっけと驚かれるほど成長しました。とても大変だったけどハードな環境に身を置くととても刺激され成長できるなと実感しました。

6月の半ばには集中講座も終わり夏休みに入りました。何と言っても辛かったのが別れです。台湾の大学は9月スタートなのでそれに合わせて留学する学生も多く6月で終わりの学生がほとんどでした。集中講座を受けていた分夏休みに皆とあまり遊べなかったので6月の後半は詰め込むようにして毎日会いました。前から約束していた沖縄料理を作ってあげたり、お揃いの東海大学のtシャツを買ったりすごく毎日が充実していました。留学生同士で遊びに行くと有名な観光地だけでなく少し気になってる場所だったり、博物館など普段旅行では行かないようなところにも行くことができます。毎日会っているし、ずっと他愛のない話ばっかりしているから全然お別れなんて感じもせず、お別れして少したってからの方が寂しさを感じました。面白い場所や気になってるカフェを見つけたときに誘いたい人が近くにいないのは辛かったです。また再会できることを信じてこれからも頑張ります。

夏休みに入ると、寮の部屋を引っ越しする必要があります。本来は近くの部屋に変わるのですが最近東海大学の寮は内装リフォームを行ってる部屋が多く遠くの部屋に変更になりました。エレベーター無しでの移動や坂道は本当に大変でした。寮内のコンビニで段ボールが売られているので無くなる前に早めに買ってください。ガタガタした道が多いので段ボールを使った方が移動しやすいと思います。寮がどうなってるか気になる人は東海大学のインスタで寮について紹介されているので見てみてください。

次回は夏期講座について話せたらいいなと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。またここでお会いしましょう。再見!