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[2019年2月]南ユタ大学(米国) 江洲さん 総合文化学部英米言語文化学科

南ユタ大学(アメリカ)
留学する前のアドバイスと印象に残ったこと

こんにちは。南ユタ大学に留学している江洲です。2月に入り数週間は最高気温が0度を下回り、ひどい時はマイナス15度まで下がる週もありました。しかし、2月の終わり頃となった今では少しずつですが暖かくなっている気がします。この一ヶ月は人生初めてのスキーをしたり、Spring Semesterの1 termが終わるということもあり、課題やプレゼンテーションの準備で忙しく、充実した一ヶ月を過ごすことができました。今回は、留学前にする勉強のアドバイスと、この一ヶ月の一番印象に残った出来事をお話しします。
 まず、留学前の勉強の仕方についてお話しします。私が強くお薦めする勉強方法はIELTSという英語の試験勉強をして、実際に受けることです。なぜTOEICでもTOEFLでもなく、IELTSかというと、IELTSは先ほどあげた二つの試験よりは時間も短く、内容も難易度的にはそれほど高くはないため、受けやすいと思います。もう一つの理由としては、そのスコアをSUUに提出すると点数次第では上のレベルで授業を受けることができたり、うまくいけば学部生として大学の授業を受けられるからです。残念なことに、沖縄でIELTSの試験は開催されていないので、近くだと福岡県で受けることになると思います。でも、試験を受けて観光するなど旅行感覚で行くと楽しめると思います。ちなみにSUUでは、IELTS6.0以上のスコアを取ることで学部生として認められます。私は、留学前にTOEFLの参考書を買いましたが、難しくてなかなかやる気が出なかったので、ここにきてからAmazonでIELTSの参考書を買いました。是非、自分自身でもIELTSについて調べてみてください。
 次にこの一ヶ月の一番印象に残った出来事についてお話しします。2月28日から3月2日の三日間に分けてSUUにあるポリネシアンクラブの公演がありました。この公演を見るまでは、ポリネシアンはざっくりハワイやグアムで女性がフラダンスを踊っているイメージしかありませんでしたが、実際には、タヒチや、フィジー、ニュージーランドやサモアなどそれぞれ文化や言語も違う人々が存在していることを知りました。ダンスだけでなく、儀式や掛け声などポリネシアンの人々が持つ伝統文化をたくさん見ることができました。もちろん、彼らのパフォーマンスにも感動しましたが、それよりも自分の文化を大勢の人の前で自信を持って披露している姿に感動して、涙が出そうになりました。私のように、ポリネシアンの人々に対してステレオタイプ的な考えを持っている人もいたと思います。しかし、この公演はその考えを改めさせてくれました。それと同時に、私も沖縄県民として、他の国の人に自信を持って地元の歴史や文化を伝えていきたいと思いました。この経験は留学しているからこそできる経験だと思うのでこの気持ちを忘れないようにしたいです。