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【2020年9月】東海大学(台湾)西さん 総合文化学部日本文化学科

東海大学(台湾)
悔いのない留学生活が必要

前回のマンスリーでも書きましたが、9月の始めに嘉明湖というところに、3泊4日で山登りをしてきました。嘉明湖は台湾で2番目に高い湖らしいです。私達は、山登りをする前日に山のふもとにテントを張り、寒さに慣れるために一泊しました。ですので、山に4泊5日したと言ってもいいかもしれません。4日分の荷物を背負っていくため、前回の山登りとはまた感覚が違いました。私達は、2つの山小屋を拠点に上り続けました。山の中での生活は想像を絶するものでした。携帯の電波は、あるところとないところがありましたが、泊まった山小屋には電気が通っていないため充電が出来ません。水も豊かではないため、お風呂はもちろん入れませんが、山頂に近い山小屋では歯磨きや顔を洗うことも許されませんでした。ちょうど雨が降っていたので、雨水を組んでどうにか歯磨きはできました。また、夜は暗くなるのが早いので、8時に就寝し朝5時に起きて目的地に向かいました。道も険しく、途中高山病なのか気分も良くなかったですが、無事に目的地につき、綺麗な景色を見ることができ、また山を安全に下ることが出来て良かったです。始めは、山登り自体断ろうと思っていました。しかし、このような経験はないと思いきついことを覚悟で登り、貴重な体験を出来たので、断らなくて良かったと思いました。

9月14日に遂に学校が始まりました。台湾は9月入学なので、寮の周りは新入生のための生活用品が売っていたり、夏休みの寂しかった学校の風景が一気に明るくなった気がします。大学の授業は9月14日開始なのですが、華語中心の授業はその一周遅れの21日から始まりました。大学の授業が始まる頃に、まだ華語中心のクラスが発表されていなかったため、大学の授業選択にみんな迷っていました。また、私は大学の単位が必修単位だけであるため、今期東海大学で授業を始め取らないつもりでいました。しかし、学校が始まって1週間後、午前中に中国語の授業を受けて午後に何も予定がなかったり、一人で自習をするのはとても後悔し、台湾人との交流もなくなることに気づきました。そこで交換生の時間割提出期限が2日前で受ける授業を決め、提出期限に間に合わすことが出来ました。また、前期言語交換をしていた友達が、新しい台湾人の友達を紹介してくれ、新たな交流機会も作ることが出来ました。海外で1年間暮らすことは、とても貴重な体験なので後悔する前に行動することの大切さを改めて感じました。

10月1日~4日は、中秋節で連休でした。台湾は、テレビのCMの影響で焼き肉をする家庭が多いそうです。私達も、台湾人の友達が家に招待してくれ一緒に焼き肉をしました。友達の親戚の方々と交流が取れ、友達のお父さん、お母さんにとてもおもてなしをしていただきました。台湾から離れたくないととても感じた日になりました。後数カ月で留学が終わると考えると、もっといろんな人と交流を深め、1日1日を惜しむことなく過ごしていきたいです。