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【2022年9月】東海大学(台湾)仲眞さん 法学部法律学科

東海大学(台湾)
台湾留学 入国編

こんにちは。今月からマンスリーを投稿させていただきます現在台湾の東海大学へ留学している仲眞です。台湾への交換留学はコロナの影響により学内から2年ぶりという事で、実は私もその間留学へ行けなかった中の一人です。
台湾は他の国と比べてもコロナ対策の規制がひときわ厳しく、今回も一度は留学中止が言い渡された後で、急遽交換留学の学生ビザが発行再開となり、無事留学へ行けることになり、本当にうれしく思います。しかしながら、本来の入国予定日より一か月ほど遅れる結果になってしまい、当然その間の授業は通常通り始まりますので、沖縄にいる時から既にオンラインという形で参加していました。

そして台湾行きの航空便に関しても制限があり、未だ那覇から台湾行きの直行便は再開されておらず、成田経由で台北の桃園空港へ行く必要がありました。また空港内もかなりの厳重体制で、かつて旅行の際に見たことのある空港の雰囲気とは異なるように思えました。空港について早々、東海大学の留学生は集められ、最長30日SIMカードの購入や、PCR検査等々、空港内でも常に慌ただしく、仮にそうでないとしても、コロナ禍前のように空港内を自由に散策できる様子ではなかったと思います。

こうして空港で入国時の必要な手続きを終えた後、東海大学が手配してくれた隔離ホテルへと移動し8日間の隔離生活が始まりました。本来であれば、4日目以降に空港で配布された抗原検査キットの結果が陰性であれば外出できるとのことだったのですが、東海大学の留学生は外出禁止という事で、この隔離期間は本当にきつかったです。
一体何がそんなにきつかったのかと言うと、暇すぎるという問題ではなく、これはもうホテルへ対する愚痴でしかないのですが、まず室内の掃除がされていない、長いこと使用されていない感じで、全体的にホコリの量がすごくて、咳が出て体調が悪くなり、室内でもマスクをする必要がありました。また他にも、ありとあらゆるものが破損・劣化していたり、ホテル側が朝・昼・晩と食事を用意してくれるのですが、昼と夜の食事がずっと同じようなメニューで、味も口に合わず、それには流石に私だけでなく他の学生も参っていました。外出できない分、唯一食事だけを楽しみにしていたこともあり、これには自分含む多くの人がUberEats等の宅配サービスを利用していました。
ホテルは東海大学が手配してくれたのですが、隔離期間の宿泊費諸々自己負担なので、一泊一万すると考えたら良かったとは言えません。しかし、私達は同じ日の航空便で多くの交換留学生が入国していたこともあり、留学先が大きなバスを用意してくれていて本当に助かりました。私達より前に入国していた方の話によると、本来各自自腹で台北から台中までタクシーに乗り、その詳細を留学先に連絡しなければならなかったとのことでしたが、私達はそういったことは一切なく、入国してからの交通費は出ていないので、そこに関してとてもラッキーでした。

この後はいよいよ寮に移動するのですが、それは次回のマンスリーで書きたいと思います。私のマンスリーは、良い事だけでなく、自分の体験したことや感じたことを正直に伝えようと思っています。これから留学へ行きたいと考えている人が、これを見て更に台湾留学に興味を持ってくれたり、まだ海外へ行ったことがなくて不安だと思っている人にも、分かりやすく留学状況を伝えていけたらなと思います。