文字サイズ

マンスリー留学体験記バナー

最新ブログ一覧(デスクトップ版)

  • すべて
  • 東海大学(台湾)
  • 韓南大学校(韓国)
  • 嘉泉大学校(韓国)
  • 釜慶大学校(韓国)
  • 澳門大学(中国・澳門)
  • レンヌ第2大学(フランス)
  • レオン大学(スペイン)
  • オスナブリュック大学(ドイツ)
  • 南ユタ大学(アメリカ)
  • バンクーバーアイランド大学(カナダ)

【2022年9月】オスナブリュック大学(ドイツ)城間さん 総合文化学部英米言語文化学科

オスナブリュック大学(ドイツ)
念願のドイツ留学スタート!

こんにちは、初めまして。2022年9月からドイツのオスナブリュック大学に留学している城間です。コロナの影響で1年間の留学延期を経て、念願のドイツ留学が始まりました。今回はドイツ到着から約2週間のなかで起こった出来事や私が感じたことについて紹介します。

9月13日に沖縄を出発して、名古屋と台湾を経由してフランクフルトに到着するという合計約20時間にわたる人生で長い飛行を体験することからドイツの留学生活が始まりました。入国手続きが終わってからも、フランクフルト空港からオスナブリュックの駅までICEという列車で約3時間の移動をしました。沖縄からオスナブリュックのホテルまで、約二日間、大きなスーツケース二つを持ちながらの移動はとても大変でした。そんな中、移動中に私のスーツケースを運ぶ手伝いをしてくれた方、土地勘も無く、列車の乗り方に不慣れな私に丁寧に駅のホームまでの行き方を教えてくれた方など、人の優しさに触れながら目的地のホテルまでたどり着くことができました。ホテルでチェックインをしてから、部屋に入ると屋根裏部屋のようになっていて、まるで映画の世界に迷い込んだかのような不思議な感じがしました。入国してから移動で忙しない一日だったため、ホテルに着いた途端にやっとドイツに来たと実感できました。テレビをつけるとドイツ語が流れたり、ドイツの住居ならではの浴室に暖房がついていたり、ドイツに来たという喜びと沖縄を離れたという寂しさが入り混じった気持ちになりました。

翌日は入寮日で、ホテルから寮までタクシーで移動しました。私の寮は、男女2人ずつの4人で共有しています。ルームメイトはインドネシア人と中国人、そしてドイツ人というそれぞれ違う国籍のメンバーが集まっています。入寮後は、ルームメイトに寮の案内をしてもらったり、スーパーへの買い物や携帯の契約先まで連れて行ってもらったり、親切なルームメイトのおかげでスムーズに留学をスタートすることができました。

 しかし、入寮1週間後に寮でハプニングが起こりました。ヒーターシステムが故障して部屋の暖房とお湯が使えなくなったのです。寮の管理人からのメールですぐに修理するとの連絡がありましたが、ヒーターシステムが直ることなく週末を迎えてしまいました。このとき日本だったら、すぐに業者が来て時間をかけてでも修理をしてくれるのではないかと思いましたが、ドイツの業者さんは週末に修理に来ることはありませんでした。この件は、日本とドイツの働き方を考えさせられるきっかけになりました。最初のうちは冷水でシャワーを浴びていましたが、さすがに風邪をひいてしまうのではないかと思い、他の寮に住む友達の家まで行ってシャワーを浴びました。冷水でシャワーを浴びることもですが、特に暖房が効かない寒い部屋で朝起きるのが辛かったです。結局、故障から1週間が経ったころにヒーターシステムの修理が完了しました。
 
そして、9月19日から3週間の語学コースもスタートしました。午前中はドイツ語の授業があります。他の留学生のドイツ語レベルに圧倒されながらも追いつこうと毎日必死にドイツ語を勉強しています。午後や週末は大学内のツアーやオスナブリュック市内の史跡、観光地巡りなど様々なアクティビティが組まれています。語学コースが始まって、他の留学生とも仲良くなり、充実した日々を送ることができています。
今回の私の留学レポートはここまでにします。これから本格的に大学の授業が始まったり、オクトーバーフェストやクリスマスマーケット、ドイツ国内の旅行も行ったりします。これからの留学生活が楽しみです。ではまた今度、Tschüss!!