文字サイズ

マンスリー留学体験記バナー

最新ブログ一覧(デスクトップ版)

  • すべて
  • 東海大学(台湾)
  • 韓南大学校(韓国)
  • 嘉泉大学校(韓国)
  • 釜慶大学校(韓国)
  • 澳門大学(中国・澳門)
  • レンヌ第2大学(フランス)
  • レオン大学(スペイン)
  • オスナブリュック大学(ドイツ)
  • 南ユタ大学(アメリカ)
  • バンクーバーアイランド大学(カナダ)

【2022年12月】東海大学(台湾)上地さん 経済学部地域環境政策学科

東海大学(台湾)
やっと慣れてきた日常、たくさんの違う景色を見られた月

こんにちは、東海大学に交換留学中の地域環境政策学科の上地桜子です。台湾に来てなんと3ヶ月が経ちました!3ヶ月とは思えない濃さではありますが、こんなにも早い3ヶ月は経験したことがありません。12月は、事前に計画していたわけではないのですが、毎週末どこかへ旅行に行ってとても忙しく充実した月になりました。また、12月は一年の中でも行事がたくさんあり、台湾で迎える特別な時間になりました。

勉強中の中国語ですが、気づいたことがあります。これは、2ヶ月間生活していて思っていたのですが、ずっと中国語が聞こえることに違和感があり、いつまでも慣れないものなのかなと思っていました。しかし最近、中国語が聞こえる環境に違和感がなくなってきて、耳が慣れてきたような気がします。逆に、自分が思ったように中国語が話せないことに違和感や悔しさが滲みます。3ヶ月いたら確かに日常生活はできるし、ある程度は話すことができるのですが、どうしても相手に頑張って理解してもらっている感があり、とても悔しいです。でも、だからといって急に流暢に話せるようにもならないし、コツコツして勉強していかなればならないなと痛いほど感じています。これまでは、思いついた単語をできるだけ使ってその場しのぎで単語を話していましたが、きっと、もっと定着できていない新しい言葉や文法を使っていかなければ伸びないかもなと感じています。復習の仕方、頭の使い方も見直して改めて勉強がんばろう!と思っています。少し落ち込みそうになりますが、落ち込んでも始まらないなと思うようにしています。もし皆さんも留学中に同じ気持ちになった時は、誰かに頼りましょう。落ち込んでいる気持ちや下がっているモチベーションを、素直に友達や信頼している人、先輩などに話すと、なんで自分がモヤモヤしているのか何に悩んでいるのかが分かるし、彼らがかけてくれる「大丈夫だよ」や「頑張ってるよ」といった言葉が、たくさんの勇気を与えてくれます。言葉が拙くても、相手にちょっと理解することを頑張ってもらっても、焦らず頑張って相談してみて下さい。

語学学習の悩みを打ち明けましたが、12月の出来事を振り返っていきます。
12/2-4 高雄・台南旅行
12/8 日月潭!
12/10-11 高雄×沖縄!下酒祭!
12/15 冬至
12/17 CLCフィールドトリップ 苺摘み、客家文化体験
12/24 クリスマス!
12/31-1/1 台北跨年守歲!
今月は毎週土日に旅行に行きました!初めての高雄、久しぶりの台南と台北でした。台中に来たら個人的に必ず行かなければならないと思っている日月潭にも行きました。

この12月で特に印象に残っているのは沖縄のイベントにスタッフとして関わらせて頂けたことです。台湾に来てまだ3ヶ月も立たない中、自分がやりたかった台湾で沖縄を伝える事をこのような形で実現できたのがとてもうれしかったです。ここ台湾で沖縄を感じることができて、私自身がとてもウキウキしていました。台湾と沖縄はとても共通点があると思って来ましたが、過ごしていく中で、本当に似ているか?と思うようなことも多くあります。また、確かにここ台湾で沖縄を感じる瞬間もあります。まだどこが似ているかという具体的な言葉は見つかっていませんが、台湾と沖縄はどこかで繋がりがあるなと思いました。帰るまでには、この何かを見つけられたらいいなと思っています。このイベントに参加させてもらって、個人的に1番感じたのは、やってきたことは無駄じゃなかったんだなということです。それと同時に、私にもできるか不安ですが、このようなイベントを自ら企画したい!と思いました。これまで自分が学んできた事、やってきたことがここまで影響してくるとは思っていませんでした。台湾と沖縄の関係がより一層強まり、それがお互いのためになるよう願っています。

また、交換学生の中でも1学期間のみ(半年滞在)の方がいて、彼女たちは半年で留学が終わってしまいます。彼女たちと過ごす時間もあと1ヶ月しかないということがとても寂しいです。彼女たちはあと1ヶ月しかないので、今月は私も一緒になって、台湾のいろんな場所へ旅行に出かけました。台中の有名な日月潭にも行くことができて、本当に台湾の魅力をたくさん感じることができました。台中に留学した意義を十分に果たした気がします。台湾でしか感じることができないこと、見られない景色を見ることができて充実した3ヶ月目でした。また、留学先で出会った大切な友達と一緒にたくさんの経験ができたことも嬉しかったです。

また、12月といえばクリスマスです!台湾のクリスマスは、日本のクリスマスとほぼ同じような雰囲気でした。しかし、少しだけ違う点があります!それは、クリスマスにケーキを食べる習慣があまりないことです。日本では、一般的にケーキとチキンを食べると思いますが、台湾ではそんなことはないようで少し驚きました。また台湾では、クリスマスプレゼント交換が頻繁に行われているような気がしました。私も語学学校のクラスの友達と、2回くらいプレゼント交換をしました!私が留学している東海大学はキリスト系の大学なので、クリスマスはとても盛大に行われます。しかし今年は、シンボルである教会が改修工事に入ってしまったため、例年とは異なる催しでした。12/24から25へ日付が変わる瞬間には、学校中でカウントダウンをして不思議な感覚でした。25日の朝には、朝の礼拝に参加し、素敵な音楽を聴くことができて特別なクリスマスになりました。

次は年越しのお話です。日本では、大晦日といえば年越し蕎麦を食べて、紅白を見て、初詣に行くのが定番の年越しだと思いますが、台湾では少し異なる年越しを過ごしました!台湾では、実は新年が一年に2回あります!台湾は今も農暦(旧暦)を重要視する国なので、新暦の1/1はそこまで国全体で年越しムードではありません。そのため、街の雰囲気はまだクリスマスムードが残っており、クリスマスツリーもそのまま飾られてあるなんてことが多く見られ、年を越す感じが全くしませんでした。ここ台湾での本当の年越しの雰囲気が味わえるのは「春節」と呼ばれる旧暦の新年の時かもしれません。
とはいえ、1/1には台湾各地でカウントダウンの花火がたくさん上がります!台湾で年越しと言えば台北にある台北101の花火ということで、せっかく台湾で年越しの瞬間を迎えるなら行かなければと思い、台北まで行ってきました!寒くなると聞いていたので完全防備で行ったのですが、思ったより気温が下がることはなく、拍子抜けしてしまいました。また、台北の天気は沖縄のように雨が降ったり止んだりしていました。カウントダウンの際には台北101の下で、大勢の人の中、みんなで年を越しました!いつもは家で家族と過ごすことが多いので、初めての年越しの経験でした!

また盛り沢山な1ヶ月でした!今月は冬休みに入り、学校が休みになります!私は、来月韓国に2週間も滞在することになったので、プチ韓国留学の報告になるかもしれません。中国語もまだまだですが、いろんな言語を学んで、たくさんの人と交流し、国の考え方を理解したいです!