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【2023年8月】レンヌ第2大学(フランス)川満さん 産業情報学部 企業システム学科

レンヌ第2大学(フランス)
留学準備とSummer school

こんにちは、フランスのブルターニュ地方にあるレンヌ第2大学に留学している沖縄国際大学産業情報学部企業システム学科2年次の川満菜央です。

8月の後半に沖縄を出て約三週間が経ちました。到着して二週間は気温の寒暖差が10度と肌寒い日が続いたのですが、今週は最高が31度と中程度の猛暑注意報が出るほど暑さが厳しい週でした。今月から月1でマンスリー記録が掲載されるということで、今回は準備段階から8月期間に行われた夏期講習をメインに書いきたいと思います。

留学準備の段階では長期ビザ申請の様式変更により東京へ2度向かったり、夏期講習期間の滞在先がなかなか見つからなかったり、留学先の大学への手続きが変わっていたため書類収集や提出に追われたりと様々な出来事がありましたが無事フランスへと出発することができました。

フランスへ到着後は学生寮で生活しつつ2週間の夏期講習を受講しました。学生寮では様々な言語が聞こえるためとても面白いです。しかし、部屋の大きさはだいぶ狭いため、収納などを工夫しないといけないという感じです。夏期講習のオリエンテーションではウェルカムバックなどが用意されており、オリジナルバッグや水筒などをいただきました。その後ウェルカムパーティーに参加したのですが、フランスでは「シードル」というりんご酒が主流のようでカフェに行った際も水やソフトドリンクと同様に嗜まれており驚きました。度数は高くないですがアルコールの味がしっかりしてて美味しかったです。

私は、初めA2クラスでしたが口頭のコミュニケーション力が低い点からA1クラスへと変更してもらい2週間過ごしました。A2クラスでは長文読解のような問題がメインで授業が進んでいきましたが、A1クラスでは基礎文法から基本的なフランス語の発音をメインに授業が展開されていました。最初の1週間は、周囲から聞こえる言語が日本語でないことに不安が募りました。2週間目からは周囲の音には多少慣れたものの、時差ボケや沖縄との環境の違いについていくのが精一杯でした。先生方の質問の意味も分からず、うまく答えられない自分が嫌になったことに加えてホームシックなど色々なものが重なってしまい、正直この2週間はとても辛かったです。しかし、語学学校の先生方がとても優しくゆっくりフランス語を話してくれたり、説明を英語でも行ってくれたりと対応をしてもらいました。さらに、クラスメイトにも多くの点で助けてもらい2週間の夏期講習を無事終えることができました。夏期講習期間には多くのイベントが催されていて、カフェでの食事やコート・ド・グラニット・ローズなどに行きました。特にコート・ド・グラニット・ローズが印象的でした。コート・ド・グラニット・ローズはピンクの花崗岩で出来た海岸のことで地元の人が海藻や貝を採っており、沖縄の潮干狩りと似ている光景がみられました。夏期講習が終わる際には、成績発表とこれまでのイベントの写真を先生方も一緒に全クラスで鑑賞し、打ち上げを行いました。

そして夏期講習が終了した現在は、新学期のために学生証の作成や授業登録などを行っています。新学期が始まるまで9日ほどありますが、その期間も欠かさずフランス語学習に取り組み会話力を向上させていけるよう頑張っていこうと思います。