ドイツ発祥のデザートとドイツ留学の総括
　
こんにちは、ドイツのオスナブリュック大学に留学中の城間です。今回が最後のマンスリー報告書になりますが、最後までドイツの魅力を伝えられるよう頑張ります。今回は、ドイツ発祥のスパゲッティーアイスの紹介とドイツ留学の総括をします。

スパゲッティーアイスは、スパゲッティーを模したアイスクリームです。たっぷりの生クリームと、スパゲッティーのように細長く絞ったバニラアイスに、トマトソースに見立てたストロベリーソースがかかっています。さらにその上に、パルメザンチーズのような細かいホワイトチョコレートがトッピングされています。食べる前は、とても甘そうで一人で食べきれるか自信がありませんでしたが、思った以上に美味しく、完食しました。ドイツ人はアイスクリーム好きが多く、夏になると老若男女問わず、アイスクリームを片手に街を歩く光景がよく見かけられます。このドイツ発祥のデザートを食べずに帰国するわけにはいかないと思い、スパゲッティーアイスの発祥であるお店Fontanellaに行ってきたというわけです。Fontanellaは、ドイツ国内で非常に有名なアイスクリームの店で、どの街に行っても見かけます。多くのドイツのアイスクリームの店は、４月にオープンし、10月まで営業しています。私がドイツに来た昨年の９月と10月には、友達とほぼ毎日アイスクリーム店に通っていました。ドイツに行ったらFontanellaに行って、スパゲッティーアイスを食べてみてください。

８月は私を含め、多くの留学生が母国に帰国しました。現地の友達も引っ越しをして、多くの別れがありました。留学仲間とお別れパーティーを開いたり、お世話になった現地の友達と最後に食事を楽しんだり、思い出話に花を咲かせたりしました。最初は知り合いもいなくて不安でしたが、環境や友達に恵まれたと今振り返れば思います。「日本に帰って恋しくなるものは何？」と聞かれたら、真っ先に「ドイツで出会った仲間」と答えます。このドイツ留学で出会った仲間には、大変お世話になりました。別れは寂しいですが、将来、それぞれがさらに成長した姿で再会できることを楽しみにしています。
　
現地の人々との交流を通じて、文化や表現を学び、その国の言語や文化に対する理解が深まりました。ドイツでの生活は、街中で目にするドイツ語の意味が分かったり、学んだ表現をレストランや会話で実際に活用したりする楽しさを知りました。また、長期休暇中はドイツ国内や周辺国を旅行して、非常に充実した１年を過ごすことができました。大学生という多感な時期に、このような貴重な経験をし、新たな視点や考え方を身に着け、大きく成長することができました。
今後もドイツ語検定などに挑戦しながらドイツ語を学び続けたいと思います。また、この留学で培った適応能力やコミュニケーション能力を今後の人生に活かしていきます。

最後に、私のマンスリー報告書を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。この１年間、私がドイツで経験したことや感じたことをシェアしてきましたが、いかがだったでしょうか？このマンスリー報告書が少しでもドイツに興味を持っていただくきっかけや、留学を検討している学生の参考になれば幸いです。それでは、Tschüss!!