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【2024年3月】レオン大学(スペイン) 新垣さん 総合文化学部 日本文化学科

レオン大学(スペイン)
どたばたの3月でした

¡Hola!
スペインのレオン大学に留学している、日文4年の新垣です。
1月は行って、2月は逃げて、3月は去って、あっという間に4月になりました。
3月は今まで以上に充実した月になりましたが、今回のマンスリーでは、大学講義でのプレゼン、バルセロナ旅行、セマナサンタについてを報告します。

まず、3月中旬に大学の講義内でプレゼンがありました。
私はフランス人の生徒2人とグループを組み、アラゴン語について発表しました。3月は語学学校での学期末テスト・提出物にも追われていましたが、グループのメンバーが「¡No te preocupes!(心配しないで!)」と休みの日も一緒に作業をしてくれました。
発表本番は、私が言葉に詰まってもメンバーが隣で単語をこそっと教えてくれ、緊張しつつもなんとか発表を終えることができました。足手まといになってしまっている…と感じることがたくさんありましたが、最後まで私を引っ張ってくれた彼らに感謝の気持ちでいっぱいです。聴講生の私にプレゼンの機会をくれた先生にも、とても感謝しています。

プレゼンの次の週には念願のバルセロナ旅行をしました!
留学前から憧れていた場所だったので、留学期間中に訪れることができてよかったです。
今回の旅行でもたくさんの思い出ができました。その中でも、バルセロナ空港に着いてすぐ、たくさんの人に助けてもらったことが思い出の一つになっています。
空港から市内中心部への行き方やチケットで悩んでいると、バルセロナに留学している日本人の方に偶然出逢い、それぞれについて教えていただきました。その後、駅内で迷子になってしまったのですが、現地に住んでいるおじいさんが「君たちどこに行きたいの?」と声をかけてくれ、親切に私たちの乗り継ぎの駅まで案内してくれました。私たちは、最後にお金を請求されるのではないかと少し不安に感じていましたが、そんなこともなく、逆に「お金を請求されたり、スリられたりする人も多いから気を付けてね」と心配してくれました。
このように人の温かさを感じることのできるような良い出逢いが、スペインの虜になる理由の一つだなと実感しました。
バルセロナは魅力的な場所がたくさんあり、どこに行っても心が躍りました。今回で行けなかったところもたくさんあるので、絶対また行きます!

3月末には「セマナサンタ」と呼ばれるスペインでのキリストの復活祭がありました。セマナサンタは1週間をかけて開催され、「プロセシオン」という行進が日夜行われます。夜は厳かで少し怖く感じましたが、昼に見ると色鮮やかで時間帯によって様々な楽しみ方があると思いました。
どの日もプロセシオンの観客は密になるほどいて、その中には違う町から来ている人もいるらしく、とても大切にされている行事のひとつなのだと感じました。

4月からは語学学校に新しい生徒も増えるので、どんな生徒が来るのかなとわくわくしています!