季節の変わりを実感した３月

Bonjour! フランスのレンヌ第2大学に留学中の産業情報学部企業システム学科の川満です。今回は3月中の出来事や学校・生活面について書いていきます。
　
３月は特に大きなイベントもなく、学校生活で忙しい１か月でした。ただ、３月に入り大きく変わったことがフランスの街の景色が冬から春に変化したことです。２月までは天気も曇り空が続き、どんよりとした雰囲気が多かったのですが、３月に入って晴れの日の割合が多くなり草木も葉が付いたり、花が咲いていたりと雰囲気も明るさが増していると実感しました。日本ではあまり見ないようなピンクの花や日本の桜のように花びらが散る白い小さな花など、沖縄ではあまり強く感じられない冬から春への移り変わりを実感できました。また、太陽が出ている時間も増えてきて現在では夜の９時前までは大体明るいです。なんだか、フランス留学に来た当初を思い出すような天気や明るさになってきて、約１年という留学も終わりが近づいてきているんだと感じています。毎週土曜に行われているマルシェに行っても、販売されている果物の品数が増えたり冬の時よりも出店数が多くなったりと街全体が以前より活気あふれている気がしました。そして、マルシェで以前から気になっていた「クスクスロイヤル」という料理を購入しました。パスタ麺を細かい粒状にしたような「クスクス」を野菜と肉を加えたスパイシーなスープに入れて食べるという料理でした。少しクセはありましたがとても美味しかったです。

次に、学校生活について報告していきます。現在、学校では比較級・最上級などに加え、フランス語のB2レベルからフランスで働けるという点を含め、私が在籍しているB1レベルのクラスででは「La letter de motivation」という志望動機の書き方やエントリーシートの書き方などを学んだりしています。また、会話をメインに行うoralの授業ではクラスメイトとグループを組み、実際のシチュエーションを想定してロールプレイを行ったりしています。また、自国の伝統的なイベントをプレゼンする授業があり、様々な国の伝統行事を知ることができてとても面白かったです。その授業で特にアジアの国は似ている文化や習慣が多いと実感しました。さらに、３月は新しい文法などの授業が始まっただけでなく、後期の授業もあと半分という点からテスト続きで忙しかったです。語学学習は急激にできるようになったという実感をしにくい学習ですが、留学に来て聞き取りや作文が多少は以前よりできるようになったと実感できたテスト期間でした。まだまだできない部分の方が多いですが、この実感した出来事を糧に残りの留学期間も頑張ろうと思います。
　
最後に、留学期間も残り２ヶ月をきったということで語学学校の授業が終わりに近づいていることは勿論ですが、周囲の日本人留学生も次々に帰国準備などをし始めており、本当に帰国するんだという実感が湧いてきています。帰国をするにあたり様々な手続きなどを行う必要があるらしいので、こういったものもこの留学記録であるマンスリーに載せられたらと思います。フランス留学もあと少しなので最後まで頑張っていこうと思います。
4月はイースターや春休みなどのイベントもあるため、それらも踏まえたフランス生活の状況などを話したいと思います。では、À bientôt