文字サイズ

マンスリー留学体験記バナー

最新ブログ一覧(デスクトップ版)

  • すべて
  • 東海大学(台湾)
  • 韓南大学校(韓国)
  • 嘉泉大学校(韓国)
  • 釜慶大学校(韓国)
  • 澳門大学(中国・澳門)
  • レンヌ第2大学(フランス)
  • レオン大学(スペイン)
  • オスナブリュック大学(ドイツ)
  • 南ユタ大学(アメリカ)
  • バンクーバーアイランド大学(カナダ)

【2024年5月】レンヌ第2大学(フランス) 川満さん 産業情報学部 企業システム学科

レンヌ第2大学(フランス)
留学最後の一ヶ月

Bonjour。レンヌ第2大学に交換留学中の産業情報学部企業システム学科の川満です。今回は学校・生活面・5月の出来事、留学生活の振り返りなどについて書いていきます。

 5月はまず、4月末から約2週間のバカンスがありました。この2週間のバカンス期間には休み明けにあるテストの対策や退寮のための片付けなどを主に行っていました。5月はバカンスやそれ以外の祝日が多かったため、学校自体の授業日数が少なくなっており、金曜日の授業に関しては今学期最後の週にしか授業がありませんでした。そのため、2週間前の授業内容を忘れぬよう復習を行ったり、その他のほとんどの授業も最終日にテストを設けていたためほぼ全ての授業のテスト勉強を行わないといけなかったりと本当にしんどかったです。実際にテストはうまくいったものと厳しかったものがあり100%思い通りに行ったわけではないですが、自分なりに精一杯行いました。結果や最終評価は6月以降に分かる予定です。私は5月の末には沖縄に到着予定だったので、現地での受け取りは行えませんが大学の方に成績表の郵送をお願いしているので届くのが楽しみなのと同時に、少し不安が募ります。5月17日が今学期最後の授業でした。この日はお昼の時に他のクラスの人と先生方と一緒に軽食を食べました。みんな自国の料理やお菓子を持ち寄って食べました。各国の食事の交流もできて楽しかったです。

 次に生活面について書きたいと思います。生活面では、まず大きな出来事として帰国に関する手続きなどを行っていました。例えば、銀行口座の解約や退寮申請などに加え、帰国の際の交通手段の確保などを行っていました。フランスでは銀行口座の解約にも1~2カ月前から行わないと間に合わないという情報があり、直前に解約手続きをした私としては心配でしたが無事に間に合うことができました。そして、一番の不安要素だったのが退寮に伴う部屋の状態チェックでした。フランスでは時間にルーズな人が多いので予約していたチェックの時間とずれたりしないかが不安でしたが、当日はそれもスムーズにいき問題なく終了できました。そして、5月22日に無事に帰国できました。

 最後に留学生活を振り返って書いていきます。去年の8月19日にフランスに入国して約10ヶ月間の留学生活を送ってきました。この10か月間の実際の感想として、日本とは全く違う文化や価値観に驚き、面白さ辛さを感じた10か月間でした。日本人とは真逆と言ってもいい程、態度や表情にすべてが出ていて、事務や手続き関係は不安になるほど遅く、連絡は来ませんでした。本当に、いい意味でも悪い意味でもここでは自主的に何かをしなければいけないのだと痛い程実感しました。留学生活の初めはホームシックで辛くて留学に来たことを後悔した時もありました。しかし、だんだんと買い物が自分で出来るようになったりクラスメイトと休日に遊べるようになったりした時は本当に楽しかったし嬉しかったです。それでもしんどい時期は定期的に来てしまうほど、私自身はあまり強くはありませんでした。しかし、異国のフランスのレンヌという地域での経験や関わることができた人達には留学に来なければ出会えなかったと思うと、この経験は貴重で大切な思い出です。楽しいことだけではなかったですが、私はこの交換留学を希望し実際に行くことができて良かったです。以上で私の留学記録は終了です。読んでいただきありがとうございました。Au revoir!