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【2019年9月】東海大学(台湾)又吉さん 産業情報学部企業システム学科

東海大学(台湾)
台湾の十五夜

こんにちは、今月のマンスリーを報告します。

今月は、台湾の行事「中秋節」を紹介します。「中秋節」とは、台湾の三大イベントの一つで、その日は学校や仕事などは休みになります。この日は、日本での十五夜にあたります。日本では十五夜に特別何かをするという印象があまりないですが、台湾では家族や友人達と一緒に焼肉や月餅、柚子などを食べる大きなイベントです。台湾の友達の家に行く機会があったので、私もこのイベントを体験することができました。家族や親せき、友達が集まり、大勢で焼肉や月餅を食べました。日本と比べると、台湾の人達は親しい人達で集まる事が好きな様な印象を受けました。

この時期にはお店の前で従業員の人達が焼肉をしている姿をよく見かけ、日本ではみかけない光景に少し驚きました。私の家では十五夜の時に餅を買って食べるだけだったので、習慣の違いを感じました。台湾では餅ではなく月餅を食べる習慣があり、このイベントが近くなると、百貨店やパン屋などでも色々な種類の月餅が販売されます。中に餡子が入っている甘いものや、肉を粉状にした細いものが入っているしょっぱいものがあります。日本では食べたことが無い味だったので経験できてよかったです。

台湾にはお寺が沢山ありますが、中国語の授業のときにお寺に関する面白い話を聞いたので、紹介します。お寺の正面には三つの門があって、向かって左側が虎、真ん中がそのお寺の神様が通る道、向かって右側が龍の守り神がいる入口とされているそうです。お寺に入る時には入り方があって、向かって右の門から入るのが良いとされています。台湾の習慣として、なにか悪いことが起こるのは自分に憑いている悪霊のせいと考える習慣があるそうで、それを祓うためにお寺に来ます。お寺には神様が居るので、門から入る際に悪霊は入ることが出来ません。右の門から入る時に、その門の入り口で、その人がお寺から出てくるのを待っているので、右から入って左の門からでれば悪霊はその人に気が付かず、悪霊を祓うことができるそうです。なので、右から入ってまた同じ出口から出てしまうと、帰る時に悪霊がまた憑いてしまうので一番よくないそうです。台湾でよくお寺をみかけますが、門の一つ一つの意味や、入り方を初めて知ったので、台湾の習慣を知ることができました。

今月のマンスリーは以上になります。ありがとうございました。