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【2019年11月】レンヌ第二大学(フランス)又吉さん 総合文化学部日本文化学科

レンヌ第2大学(フランス)
学校の授業と寮生活について 

Bonjour! フランスのレンヌ第二大学に留学中の又吉です。沖縄もどんどん寒くなっていると聞きますが、レンヌもコートとマフラー(人によっては帽子や手袋)が必須なほど冷え込んでいます。しかしフランス人からすると「まだ寒くない。これからもっと寒くなるよ」とのことで、本格的な冬到来が恐ろしいです。ですが時々雪も降るらしいので、少し楽しみです。

さて今回の報告書では、語学学校のことや寮生活について話したいと思います。授業は基本 1 日 2 コマで、1コマ 2 時間、先生にもよりますが間に休憩を挟む感じです。授業は当たり前ですが全てフランス語で、最初のころは聞き取るのに苦労しますが、そのうち慣れます。ちなみに私は、文法や問題の解答自体は解るのに文法用語や単語がわからない、という事態に陥りました。日本にいたときにもっと勉強しておくべきだったと常に後悔してます。

そして語彙力不足よりも深刻に悩まされたのは、筆記体表現です。私のクラスでは、先生もクラスメイトもみんな流暢な筆記体で記述するので、初期は本当に何が書かれているのか判別つきませんでした。慌てて書店で子供向けの筆記体練習帳を買い、筆記体の読み書きの練習をしているところです。授業はペア学習も結構多く、グループ発表もあったりします。また日本の文化などについて質問されることも多いので、ある程度の知識を蓄えておくことも重要です。先生に指名されて答えたり、黒板に答えを書きに行くことももちろんあります。中学高校での英語の授業のような感じですね。

寮生活は、はじめはその不便さに驚くことかと思います。部屋もバスルームも狭いし、キッチンは共同、冷蔵庫は小さい(冷凍庫はありません)、洗濯はわざわざ別の棟まで行く、Wi-Fi のつながりは悪い…など不便な点を挙げていけばキリはありません。しかし「住めば都」というもので、都とまでは言いませんがそこそこ快適な暮らしができています。もう実家暮らしには戻れなさそうです。ですがネット環境は本当に悪く、Wi-Fi がつなげなくて私のパソコンがただの monthly 報告書を書くためだけの板となって久しいです。私はYouTube や動画などはほとんど見ないため耐えきれていますが、動画視聴が趣味の方は念のためモバイル Wi-Fi などを用意した方がいいんじゃないでしょうか。 

フランスでの生活は毎日学びや発見があって、とても楽しいのですが、私は今ホームシック真っ最中です。元々授業がなくても友達に会いに学校に行くくらいには、友達と遊ぶことが大好きな人間だったため寂しくて仕方ありません。日本にいる友達に電話しようにも時差の関係などで難しい、外国人の友達に報告しようにも細かいニュアンスは伝えきれない、同じ沖国からの友達に報告しようにも毎回話を聞いてもらっていて申し訳がない…と寂しさをコントロールできない自分にイライラが募ります。まあこれも留学生活ならではな体験ですので楽しみます!