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【2023年1月】嘉泉大学(韓国)金城さん 総合文化学部社会文化学科

嘉泉大学校(韓国)
留学を終えて

韓国は1月になり、ほぼ毎日氷点下の気温の日が続き、最も寒い日で最低気温がマイナス17度になる日もありました。漢江が凍るほどの寒波で、本格的に冬が訪れています。
韓国は、1月1日よりも旧正月であるソルラル(설날)のときの方がビッグイベントです。私のイメージでは、正月三が日は休みのイメージがあるため、学校が1月1日のみ休みで1月2日から始まったり、街で会社員の方が出社している姿が多く見えたため、年を越した感じがしませんでした。韓国ではソルラルのときに、トックク(떡국)という餅の入ったスープを食べます。地域によってスープや餅は異なり、トッピングで野菜や卵、ネギやゴマが入っているお店もあります。トッククを旧正月に食べる理由は、餅を新年に食べると一歳年を取ることを意味し、その他にも、無病息災を表す食べ物とされているそうです。年始に健康と長寿を祈願する意味があるそうです。私もトッククを食べ、韓国のお正月の雰囲気を感じることができました。1月は韓国にいる最後の月だったため、ずっと行きたかった国立中央図書館や色々な場所に足を運び、たくさんの美味しい物を食べたり、多くの思い出を作りました。

現在韓国では、9月26日の屋外マスク着用義務の全面解除に続き、1月30日に公共交通機関や病院等の一部の場所を除き、屋内マスク着用義務も解除されました。しかし実際に街を歩いてみると、屋内外で大勢の人がマスクをしていました。マスクの着用を続けている人が多いため、コロナの規制が緩和されましたが、感染者は減少しています。

これから韓国に交換留学生として行く方は、TOPIKを受験することをおすすめします。嘉泉大学はTOPIKの会場になっているため、校内で受験することができます。2023年は4月、5月、7月、10月、11月に試験が予定されているため、複数回受験することもできます。沖縄は一年で開催される回数が少ないため、韓国で学習した実力試しとして帰国前に受けてみるのもいいと思います。気になる方は交換留学生担当教授に連絡してみてください。
帰国の前に退寮準備と帰国のための手続きを行いました。まず、私は洋服等の荷物が多かったため、国際小包を送りました。海外に荷物を送る方法はEMSと国際小包(飛行機便・船便)があり、EMSが最速で到着しますが、料金が最も高いです。私は急ぎではない荷物が多かったため、飛行機便で送りました。また、現在コロナワクチンを3次まで接種した人は、接種証明書を持っていれば帰国することができます。しかし、私は2次までの接種しかしていなかったため、72時間以内のPCR検査を受けに行きました。飛行機については、現在韓国から沖縄への直行便が出ているため、乗り継ぎなしで帰国することができました。
今回の留学を通して、日本に居たら出会う事のできなかった多くの人と出会い、文化の違いを学ぶだけでなく、日本で当たり前としてきたもののありがたみを認識することができ、自分自身も大きく成長できました。
留学に行くか悩んでいる人は、ぜひ挑戦してみてください!今までマンスリー報告書を読んでくださり、ありがとうございました!