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【2023年2月】レンヌ第2大学(フランス)宮城さん 総合文化学部英米言語文化学科

レンヌ第2大学(フランス)
後期の授業と日本語の授業

レンヌ第2大学に交換留学中の宮城です。
レンヌは2月に入ってまた寒くなってきました。ここ最近は、ブルターニュ地方にしては晴れた日が多くて、散歩日和が続いています。
2月は後半に1週間ほどバカンスがありましたが、ストライキの影響もあり2週間ほど学校が休みになりました。現在は、フェミニストの国際ストライキの日ということで、またも学校がない日が続いていますが、今月は後期の授業について報告したいと思います。

私は後期の授業から、B2のクラスに上がることが出来ました。大学の基準では、学部の授業が受講できるのですが、後期開始から1週間を過ぎた時点で、CIREFEの授業で精一杯だったので、学部授業の受講を諦めました。
B2の授業でどの先生も言っているのですが、B2まではスムーズに上がることができるけどC1に上がるのが難しいそうです。実際にそうだなと実感するほど授業の内容が難しくなりました。
これは私の感覚なのですが、まず大きな違いとして、先生方のタイプが凄く変わったと感じました。B1までの先生は高校までの先生という感覚で、B2の先生は大学の先生という感じです。授業中の余談やジョークも、使われている単語がより専門的だったり、地理や歴史的なことを含んでいる印象です。授業についていくのでやっとの状態です。
また、交換留学に興味のある方は、絶対に日本と沖縄のことをある程度勉強しておいた方がいいと思いました。意外と自分たちの国について発表することが多いのですが、私の場合沖縄のことはある程度正しいことを発表出来たのですが、沖縄以外の都道府県のことを知らないため、一緒に発表した東京と愛媛の人にそれは違うと言われたり、地理について発表する時にほぼ東京の人に任せてしまいました。
そして、改めて感じたのですが、先生との相性は凄く大切だなと思いました。CIREFEはかなり人気の語学学校なので、人が多く集まるため、全てのレベルで何クラスかに分かれています。B2で止まる人が多いらしくB2のクラスの数が1番多いです。クラスによって担当する先生が違うのですが、B1の時は特に合わない先生はいませんでしたが、今のクラスで1人だけどうしても合わない先生がいます。学期がはじまって最初の1週間であれば、クラスを変える事が出来るのですが、大丈夫だろうと思ってそのままにした事を少し後悔しています。しかも、その先生の授業が1週間のなかで1番多い授業だったので余計です。もし、1番多い授業の先生が合わなかったらクラスを変えることをおすすめします。今となってはもう遅いことなので、とりあえず頑張ろうと思います。

次に日本語の授業について紹介したいと思います。レンヌ第2大学の学部の授業に日本語の授業があり、私は前期からその授業のアシスタントをしています。他の日本人の人達に聞いたら、中には日本語の授業のアシスタントをすることがプログラムに含まれていて、必ずしないといけない所もあるそうです。私は前期に学部の説明会に行った時に、教員のメールアドレス等が載っている資料を貰ったので、それを見て日本語の先生に連絡をとりました。日本語教員は2人いて、ふたりとも日本人です。
今は3年生の日本語の授業の手伝いをしていて、その授業では学生たちは主に漢字、リスニング、プレゼンテーションをしています。日本語教師や、日本語がどのようにフランスで教えられているか興味があれば、アシスタントをすることをおすすめします。年齢の近いフランス人と話す機会にもなりますし、海外の人と日本人が日本語でつまづくところの違いや、意外とその発想はなかったなというようなことを知る事ができます。学生達が漢字を絵で書いて、起源やその説明をするプレゼンテーションはとても面白かったです。日本語を学ぶことを通して日本語のおもしろさと難しさを改めて実感でき、日本人に産まれてラッキーだなと思えました。
レンヌでの生活も残りが少なくなってきたので、後悔なく帰れるように、やれることはやろうと思います。