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【2023年3月】嘉泉大学(韓国)上原さん 総合文化学部英米言語文化学科

嘉泉大学校(韓国)
授業開始1か月目

こんにちは!今回のマンスリーは主に語学堂と学校で行われていた行事について紹介したいと思います。

まずは、語学堂について紹介します。韓国は日本より1か月早く新学期が始まるため、3月から授業が始まりました。最初の授業でクラス分けをするためのレベルテストがあります。私は(2級B・3級A)のクラスに振り分けされました。このクラスはTOPIK3級合格を目指すレベルのクラスです。語学堂は月~金の午前9~12時まで授業があり、授業内容は読む・書く・話す・聞く・文法と分けられています。分けられたクラスのレベルによって購入しないといけない教科書が決まっており、毎日この教科書を使って授業が進められていきます。教科書は嘉泉大学校が作成したもので、2Bと3Aの2冊を1冊あたり25000ウォン(約2500円)で購入しました。私のクラスのメンバーはほとんどが中国人で、その他は少人数でベトナム人、香港人、モンゴル人などがいます。日本人は私一人しかいないため授業中に日本人代表として日本の文化について説明する機会が多くあり、急に意見を求められることも頻繁にあります。独特の文化を持つ沖縄で育ってきた私が日本の文化を全て伝えるのは少し難しい部分もありますが、いつ質問されても答えられるように集中力を切らさないよう心がけています。授業の中で様々な国の文化を知れるため興味深い話が聞けてとても面白いです。また、授業の進むスピードも早いため夜は復習と予習をして、次の日に備えています。

次に、学校で行われていた行事について紹介したいと思います。韓国では3月後半から学校内でも桜がきれいに咲き始め、봄 축제(桜祭り)が開催されました。屋台も沢山あり、満開の桜の木に囲まれた広場ではテントも設置され多くの人が敷物をしき友達と集まっていました。歌を披露する人がいたり、屋外で「君の名は」も上映され、みんな屋台で買ったものを食べながら楽しく鑑賞していました。私も韓国人の友達と一緒に鑑賞しましたが、映画は日本語に韓国語の字幕付きで上映されていました。韓国人の方が日本の映画を楽しんでいる姿を見て、少し不思議な感覚でした。映画は夜の7時から上映されため寒かったですが、屋外で映画を見るのは初めての経験であり、私が海外の大学に抱いていたイメージだった為、とても楽しかったです。

来月は中間テストも控えているため、空き時間を上手く利用しながら準備していきたいと思います。