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【2023年10月】レンヌ第2大学(フランス)川満さん 産業情報学部 企業システム学科

レンヌ第2大学(フランス)
CIREFE主催のプチ旅行

Bonjour! フランスのレンヌ第2大学に留学中の産業情報学部企業システム学科2年次の川満です。留学生活約2ヶ月経って学校も生活も徐々に慣れてきました。今回は、語学学校CIREFEのイベントで行ったプチ旅行と学校・生活面などを書いていきたいと思います。
 
まずCIREFEのイベントでプチ旅行に行きました。プチ旅行はフランスのブリュターニュ地域圏のフィニステール県にある「ポン=タヴァン」「カンペール」「コンカルノー」の3つの地域に行きました。ガイドの方から街の説明を受け、学びも深められました。今回行った3つの地域はとても自然があふれていて素敵な場所でした。特にコンカルノーは海がある地域で沖縄と似ている雰囲気があり、行った地域の中では一番コンカルノーが好きでした。漁業が盛んなコンカルノーの街を散策し、なかでも最も素晴らしかったのがVille Closeと呼ばれている小島です。見た目は要塞のようで石壁で囲われていますが、小さな石橋を渡りVill Closeの中に入ると外観ではわからなかった街の賑やかさ、発展している部分が見られました。中にはカフェ・レストラン・漁業博物館・ブティックなど様々な店舗や施設がありました。次にポン=タヴェンは多くの画家が滞在した街であり、ゴーギャンも活動を行っていた街です。街並みは緑と川が多く自然があふれ、とても綺麗でした。多くの画家が滞在していたためか、街のあちらこちらで個展が開かれていたり美術館があったりと本当にアートがあふれた街でした。最後にカンペールでは、ブリュターニュ地方に多い建築について教えていただきました。「ヴァンヌの木骨づくり」と呼ばれる建築方法で建築されており、上の階になるほど広くなっていました。歩いていると道に覆いかぶさるような形に見え、真下から見ると階段状に上の階になるにつれて飛び出しています。下の階が小さい理由として、建築当時の家の税金は一階の敷地面積で金額が決っていたからだと教えていただきました。地震が多い日本では考えられない形の作りだったため、無意識に耐久性が気になりましたが、地震がないフランスとの地域の違いを感じることができた機会でした。どの地域も興味深く、素敵だったので留学期間中のバカンスの際にでも再度訪れたいと思いました。
 
次に、学校と生活面について報告していきます。学校では10月末からバカンス期間に入るためその前のテストが各授業でありました。口頭での試験が最も難しく、自分の早急に対応する必要がある点が見つけられました。筆記は過去形・現在形・未来形・関係代名詞などを用いた問題が出題されたので、しっかりと復習して頑張ります。生活面では、寒さが日々厳しくなっています。来月から寮全体が暖房を使えるようになるらしく本格的な冬が始まるのだなと感じています。ブルターニュ地方は風が強い地域なので、体感温度は予報より低く、今後さらに十分な防寒をしないと体調を壊してしまうと実感します。10月はラグビーワールドカップもあったため、夜中の賑わいが凄かったです。最近は、デモや集会の呼びかけに対する注意喚起などが大使館などからありますが、現時点で生活していて近所での危険度は低いと感じます。しかし、いつどうなるか予測出来ないので今後も情報を積極的に得て、気を付けて生活していこうと思います。今月は色々と学びや日本とフランスの違いを知ることができた月でした。今月の近況報告は以上です。
では、また来月。À bientôt!