文字サイズ

マンスリー留学体験記バナー

最新ブログ一覧(デスクトップ版)

  • すべて
  • 東海大学(台湾)
  • 韓南大学校(韓国)
  • 嘉泉大学校(韓国)
  • 釜慶大学校(韓国)
  • 澳門大学(中国・澳門)
  • レンヌ第2大学(フランス)
  • レオン大学(スペイン)
  • オスナブリュック大学(ドイツ)
  • 南ユタ大学(アメリカ)
  • バンクーバーアイランド大学(カナダ)

【2023年12月】レンヌ第2大学(フランス) 馬上さん 総合文化学部 英米言語文化学科

レンヌ第2大学(フランス)
La fête foraine(移動式遊園地)

あけましておめでとうございます。お正月はいかがでしたか。
私がフランスに来て4ヶ月が経ち、語学学校前期も無事終了しました。学期最後に各分野の試験があるので、試験勉強に追われる毎日でしたが、1ヶ月半の長期休暇があると思えば乗り越えられました。クラスメイトのなかには語学学校を卒業し大学に行ったり、働いたりする生徒もいます。仲が良かったクラスメイトたちと離れてしまうことは寂しいです。

私たちの担任であるアントワン先生がお疲れ様パーティーをしようと提案してくださり、最後にクラス皆で各々の食べ物を持ち寄ってパーティーをしました。私が住んでいる学生寮のキッチンは封鎖され、使えないことが多いので、インドネシアから来た姉妹が一緒にパーティー用のお菓子を作ろうと家に招待してくれました。私はどら焼きを、彼女たちはピサンゴレン(インドネシア郷土料理)を作りました。想定外の事がおき、アジア食材店であんこが販売されていなくて、あんこから作ることとなりました。どら焼きを作るのに3時間かかりましたが、姉妹が楽しそうにドラえもんについて解説していたので時間はあっという間にすぎ、危うく終電を逃すところでした。パーティーでは持ち寄った料理を食べながら、留学の半分が終わったのだなと実感しました。フランスに来たばかりの頃は英語ばかり使って会話していましたが、友人たちのおかげで前期が終わる頃にはフランス語だけで会話できるようになり、フランス語を諦めずに勉強して良かったと思います。これからは専門的な分野もフランス語で議論できるようにしたいです。

ヨーロッパでは、この時期にクリスマスマルシェや移動式遊園地が開催されています。私は、お気に入りのクリスマスマルシェに毎日通っていたので、移動式遊園地へは数回しか行けませんでした。移動式遊園地で1日に何種類ものアトラクションに乗りましたが、本格的なので何日かに分けて全制覇することをお勧めします。また、全てのアトラクションに乗った後一緒に行った友人が高所恐怖症だったと判明。フランス語だけでの会話だったことが原因だったので、会話の中でわからない部分はきちんと質問した方がいいと学習しました。

私のバディ(学校生活を助けてくれる人)が、私がクリスマスマルシェが大好きだということを聞いて、彼女の住んでいるGuichenのクリスマスマルシェに招待してくれました。レンヌとは異なり、ハンドメイドの商品が多く売られており、かわいらしかったです。その日の夜は彼女の家族や親戚が集まり、フランス語だけの夕食でした。私のフランス語はまだまだ未熟で、聞き取れない部分も多々ありましたが、簡単なフランス語に言い換えたり、ゆっくり話してくれたりと、フランス語学習のモチベーションが上がりました。
フランスでは、12月の後半から1月いっぱいは長期休暇となります。ヨーロッパではクリスマスと新年をどう過ごすのか、とても楽しみです。この長期休暇中に私の成長につながるような経験ができるように努力したいと思います。