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【2022年10月】東海大学(台湾)上地さん 経済学部地域環境政策学科

東海大学(台湾)
大学に来てはや1ヶ月、盛り沢山な日々!

こんにちは、東海大学に交換留学中の地域環境政策学科の上地です。もう初めてのマンスリー報告から1ヶ月が経ちました。まだまだ毎日が新鮮で刺激的ですが、少しずつ日々が日常になりつつあるこの頃です。
気温は最初の頃に比べると、やっと涼しくなってきてはいますが、1日の中での寒暖差がとても激しいです。朝は沖縄の秋から冬くらいの寒さにもかかわらず、昼には急に沖縄の夏くらいになり、また夕方から夜にかけては朝のような気温に戻ります。私は、台湾と沖縄の気温はほぼ一緒だと思っていたのですが、ここに来てみて全然違うところもあるなあと感じています。これから来る冬がどんな寒さなのか未知の世界です。でも、台北に比べて台中は天気がとても良いということで有名のようです。確かに天気がいいなと感じます。空が広くて、毎日空を見るのが楽しいです!

東海大学に来てこの1ヶ月で、沖縄にいた頃には経験できないようなことをたくさん経験しながら、新しい生活の基盤を作り、それがわたしの日常になりつつあります。来たばかりの頃は、コンビニの店員さんが言っていることがよくわからなかったり、言いたいことが伝わらなかったりすることが多くありましたが、中国語にも慣れてきて、相手の言っていることが少し理解できるようになり、言いたいことも少しは伝わるようになってきました。毎日、現地の方とお話しするということを目標にして、早く自分の気持ちを中国語で伝えられるようになりたいなあと思いながら日々取り組んでいます。また、初めて親元を離れての寮生活で、毎日すべて自分でやらなければいけない環境ですが、それにも少しずつ慣れてきました。洗濯もできるようになりました。台湾では、外食文化が浸透しているので、毎日ご飯を買って食べています。生活費は、沖縄で生活するよりも少しは安いような気がしますが、この頃の円安の影響を受けており、以前に比べるとそこまで安くはありません。1週間のうち、平日は毎日午前中に授業があるので、今までの大学生活よりも、より学生らしい1週間を送っています。土日が待ち遠しいです。

ここからは、ハイライトとして、1ヶ月で起こったことをポイントで紹介します。
・歩く日常:
一番近い夜市(東海別墅夜市)までは、寮から歩いて15分〜20分くらいかかります。よく行くのですが、まだその遠さには慣れません。沖縄では、どこへ行くのも車を使っていたのですが、ここに来て「歩く」ということが私の新しい日常になりつつあります。一方で、台湾の料理はすごく美味しくて、お店もたくさんあるのでつい食べ過ぎてしまいます。しかし、歩くのでプラマイゼロになっている気がします(ちょっと怖いですが)。

・お酒のサークル(調酒社團)楽しい:
東海大学にはたくさんのサークルがあります。その中でも、なんとお酒のサークルというものがあります!実際にバーのマスターの方がいらっしゃって、授業のような形式でお酒の種類から歴史まで教えてくれます。また実際にバーテンダーの方が見本としてカクテルを作ってくれて、それを見て私たち学生もカクテルを作ります!もちろんすべて中国語なので、まだ全てを理解することはできませんが、自分の好きなことを中国語で学ぶことができて嬉しいです。でもやはり内容を全て理解したいので、中国語を理解できないのが悔しい日々です。

・夜市がたくさんある!それぞれ特徴があって面白い:
台中と言ったら有名なのが「逢甲夜市」!台中で一番大きいと言われているらしいのですが、本当に大きいです!いろんなところに屋台が立ち並んでいて、ネオンもたくさんで毎日お祭りのようです。土日に行くと本当に人がたくさんいてとても驚きます。コロナ明けなのもあって、圧倒されます。また、「一中夜市」という洋服や靴が多くある夜市にも行きました。

・フィールドトリップで台南へ!:
大学の授業で「台灣歷史與古蹟(Taiwan History and Cultural Heritage)」という科目をとっているのですが(先輩からのおすすめです)、その授業では、一学期間に2回フィールドトリップがあり、クラスのみんなでバスに乗って遠出をします。そして、今回はバスに2時間くらい乗って台南へ行きました!台中よりも少しまだ暑くて、少し昔の時代に戻ったような街並みが見られました。台南では、お寺を見たり、パイナップルケーキを作ったり、グアバ(バンシルー)狩りをしたりと、普段はできない経験ができてすごく楽しかったです!この授業は履修することを強くおすすめします!

・毎日中国語の授業ある:
毎日午前中の3時間は、語学学校の授業があります。ここで自分の中国語力の基礎を鍛えることができます。私のクラスは日本人が多いですが、他の外国の方もいて、その方々と交流するのもとても面白いです。英語も交えながら交流することも多いので、英語も少し伸びたような気がしています。

・語学学校の中国語スピーチコンテストに出た!:
ほぼ強制的に参加することを決めたスピーチコンテストですが、私はとても中国語の発音が苦手で何度練習してもうまくできている気はしませんでした。しかし、参加することは覆すことができないので、嫌でも練習に励むことができました。だんだん自分の癖がわかってきたり、何回も繰り返すことによって正しい癖をつけることができるようになったりと、今までできなかったことに向き合うことができ、参加してよかったなと思いました!

・1人でバスに乗って冒険するのがすごく楽しい!:
なんと台中では、市民と学生は10キロ以内のバス賃が無料なのです!
そのため、行きたいところには好きなだけ行くことができます。しかし台湾のバスは、沖縄と似ていて定時よりちょっと遅れます。そして沖縄よりもはるかにバスの種類や本数がたくさんあり、それがとても難しく慣れるのに大変です。Googleマップをフル活用しながら、現地バスのアプリにも頼りながら日々格闘しています。

・大学の授業が、より中国語が鍛えられる気がする:
普段は使わない中国語を聞けたり、知れたり、中国語を学ぶだけでなく、中国語を使って他のものを学ぶということが面白いです。おすすめは、日本語学科の授業です。台湾の方は日本のことをどのようにして学んでいるのかについて知ることができ、クラスメイトも日本に興味がある人ばかりで、台湾人と交流することもできます!

・1997年に沖国にきていた東海大学出身の交換留学生だった先生に会うことができました!:
上記でも書いたのですが、私は日本語学科の授業を一つとっています。その授業の特別講師としていらした先生が、なんと昔、私と同じ交換留学制度を使い、東海大学からの交換留学生として沖国に1年間在籍していたとのことでした。授業後にランチをして、台湾の今と昔のことや、日本、沖縄についてたくさんお話しすることができました。すごい奇跡にとても嬉しくなりました。

・イベント、フェスティバルが多い!:
この時期だからなのかはちょっと曖昧ですが、毎週末どこかで何かしらのイベントやフェスティバルがやっているような気がします。私は友達と、ジャズフェスティバルとロックフェスティバルに行きました!二つとも本当に圧倒されて、すごく良い時間を過ごしました。沖縄でもこういうイベントが開催されて欲しいし、どうしたら開催できるかなと考えていました。

・ルームメイトがコロナに:
10月の末にルームメイトがコロナになってしまい、私はワクチンを2回しか打ってなかったため、4日間の隔離が必要になりました。(幸い私は陰性でした。)必要なものを全て持って隔離部屋に移動したので、その移動がとても大変でした。また、4日間は部屋から出られなかったため、とても辛かったです。そして、いろいろな手違いもあり、信じられないくらい振り回されましたが、隔離中の連絡等は電話が必須だったため、なんだか中国語を鍛えられた気がしました。これからは徐々に必要がなくなるかもしれませんが、ワクチンは3回以上を打っておくことをおすすめします。

・台湾の方みんな優しい:
日々わからないことが出てきて困ってしまうことも日常茶飯事なのですが、通行人や大学のクラスメイトの子に助けを求めると、すごく親切になって教えてくれます。特に年配の方は、助けてくださるついでによくおしゃべりをしてくれるので、中国語の勉強にもなります。また、私の拙い中国語を理解しようとしてくれるのも嬉しいです。

大変なことも多いですが、盛り沢山な日々を過ごしています。1ヶ月経ってみて、周りから中国語が伸びたね!と言われることがあり、自分ではあまり感じていないのですが、とても嬉しく、これからもめげずにがんばろうと強く思えます。
今月も、一日を大切にしながら、頑張ります!