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【2023年6月】東海大学(台湾)三藏さん 産業情報学部企業システム学科

東海大学(台湾)
前学期終了!友達たちとの別れ・盛り沢山な6月

こんにちは!台湾の東海大学に留学中の企業システム学科 三藏です。台湾に来て少ししか時間が経っていないように感じますが、もう前期が終了してしまいました。自分でもとても驚きです。

語学学校の授業は6月の2週目に、大学の授業は3週目に終わりました。語学学校では、聞き取り、書き取りのテストが1つずつあり、大学の授業は、1つはグループで行う口述レポート、1つはエッセイの提出でした。特に大学の授業は日本の大学の様に先生によってテスト形式や成績評価が異なるので、履修登録の時には、よくシラバスを確認する事をお勧めします。今学期私が履修した大学の授業は2つとも英語を用いた授業だったので、来学期は中国語を用いた授業にも挑戦したいと思っています。しかし、英語力を上げることも諦めずに頑張りたいです。

私の語学学校のクラスには、私のように大学との交換生だけではなく、語学学校だけ履修している生徒や今学期で自分の国に帰国する子たちがいたので、私たちは1週目の週末を利用してクラス全員で1泊2日の小旅行として台中の「日月潭」に行きました。そこでは、船に乗ったり、お寺を巡ったりしました。とても景色が綺麗ですし、「日月潭」のお茶や「茶葉蛋」という味付きのゆで卵も有名らしく、とても美味しかったのでぜひ行ってみてください。また、「九族文化村」という所の遊園地にも行き、一日中遊び回りました。夕方にはあいにくの雨でしたが、そんなことも気にせずウォーターアトラクションでさらにビショビショになるまで遊び尽くしました。私のクラスは自他共に認めるほど全体で仲が良く、今学期間とても楽しくてホームシックにならなかったり、お互いに高め合いながら中国語を伸ばすことができたりしたのは、彼らがいたからだなと心から思います。私は沖縄に大切な家族がいて、彼らにもそれぞれの国に自分の家族がいますが、私たちはお互いに「兄弟姊妹」だねといっています。この5か月という時間で、国籍の違う、育ってきた環境が違う子たちとここまで仲良くなれ、新しい大切な友達たちができたことがとてもうれしく思います。彼らとは、この留学が終わってもずっと仲の良い関係を続けたいなと思います。

そして、私は前期の授業が終わってすぐ、今学期お疲れ様という事で、友達4人と台湾の離島である「澎湖」に行きました。なぜならそこだけで開催されている花火大会があると聞いたからです!花火は言うまでもなくとても綺麗で大満足でした。さらに「澎湖」は海がすごく澄んでいて久しぶりに沖縄に帰ったかと思うほど綺麗で驚きでした。透明度が高い海を見たり、波の音を聞いたりしていたら、自然とリラックスでき、夏休みの授業のこと、後期学期のことやいろいろな不安事が吹っ飛び「ああ、私はやっぱりウチナーンチュで、海が必要不可欠だな」と感じました。また、この旅で台湾人の方々の底知れぬやさしさに沢山触れました。「澎湖」は離島であるため、あまりバスが通っておらず、1本逃してしまうと次は3時間後といった感じで、私たちも最初はとても混乱していました。バスが無くて困っているとホテルの老闆が目的地まで私たちを送ってくれたり、かき氷屋さんの老闆がまた送ってくれたり、道に迷っていたらわざわざその場所まで案内してくれたりと、助けられすぎたというくらいお世話になり、とても感謝しています。私たちがもらった優しさを今度は誰か困っている人に繋げていこうねとみんなで約束しました。さらに、この旅行の期間はちょうど私の誕生日があり、一緒に旅行していた友達たちが祝ってくれたり、クラスメートたちが電話をくれたりしたこと、美しい花火や海が見れたこと、台湾の方々の優しさを身をもって強く感じることができたので、忘れられない誕生日になりました!

私は、夏も語学学校の授業を受ける予定で、7/3から授業が始まるので、それまでの約2週間は夏休みです!その間私は、友達たちが帰国するまで沢山の思い出を作ることができました。台北に行ったり友達の引っ越しの手伝いをしたりしましたが、「どこに行くかではなく、誰と行くか」が重要だと感じました。特別な場所に行かなくても、おしゃべりだけですごく楽しい時間が過ごせるし、それだけで充分だけど、心を許した友達たちといればいつもと違う場所に出かけるとより一層楽しくなれるのだという事を改めて感じることができました。

この5か月、最初に台湾に降り立った時は、恥ずかしながらコンビニの定員さんが何を言っているのかさえ分からず、私自身もこれから語学が上達するのか、また、友達ができるのか不安だらけでした。しかし、毎日やってくる日々にがむしゃらに食らいついていたら、気付いたら中国語で意思疎通することができていて、(まだまだですが・・)先生や友達から褒められることも増えてきました。そして、気付いたら大切で、何でも頼れる友達たちができていました。5か月という時間でこんな貴重な経験を得られたのも台湾に留学にきたからだと思うと、台湾留学を決めた以前の自分にとても感謝しています。

もうすぐやってくる夏の授業や後期学期では、今学期よりさらに実のある日々にしていきたいです!長くなりましたが、最後まで読んで下りありがとうございます!再見!