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【2025年8月】レオン大学(スペイン) 知花さん 総合文化学部 英米言語文化学科

レオン大学(スペイン)
気温差の激しいスペイン

こんにちは。英米言語文化学科の知花です。これから約一年間、秋国外協定校派遣でのレオン大学留学についてマンスリーを通じて皆さんに共有していきます。

留学前の準備としては、海外保険(4月~6月)、レオン大学へのオンラインでの手続き(5月~6月)、航空チケットの予約(5月下旬ごろ)、駐日スペイン大使館へのビザ申請などがありました。
ビザ申請というのが大きな山場でしたが、無事終えることができました。申請には事前予約が必要となっており、必要書類が揃うのを待ってから6月上旬に予約したところ、ギリギリの申請となってしまったので本当に早めに予約することをお勧めします。申請の際には東京にある大使館に直接行く必要がありますが、書類に多少の不備があった場合は、郵送対応してくださいました。(年度などによってルールの変更等もあるため、各自で必ず大使館のホームページをよく確認してください。)
また保険の書類や大学から届く書類ですが、名前や生年月日の誤りがある場合があります。それで手続きが遅れる可能性もあるので、書類が届いたら必ず誤りがないか早めに確認することをお勧めします。

8月13日の夜にレオンに到着しました。8月12日の朝に那覇空港から羽田空港へ、同日夜に羽田空港から乗り継ぎのドバイ空港へ約10時間、ドバイ空港からマドリード空港へ約8時間、マドリードからレオンまでバスで4時間という長旅でした。問題もなく無事に移動することができ、憧れのスペインに着くという気持ちで思ったよりは長く感じませんでした。
到着した週は最高気温が34℃~36℃というような猛暑でびっくりしました。スペインにはエアコンがあまりありません。8月17日にはレオン付近で山火事も起こり、うっすら煙の臭いがするような空気で、窓とシャッターを閉めて過ごしました。非常に乾燥した気候での酷暑を部屋から太陽を閉め切り、冷水シャワーを浴びることでしのぎました。

あくる日の8月18日からはめっきり涼しくなり、語学学校でのスペイン語コースが始まりました。語学学校ではイタリアをはじめとするヨーロッパ諸国、トルコ、ベトナム、台湾などからの留学生たち、また明るくかっこいい語学学校の先生たちと楽しく授業を受けました。初日にレベルの振り分けテストがあり、私はA2のクラスを受けています。語学学校は09:30から14:00までで、午後は散歩したり買い物したりしています。日によって遠足がある日もあり、歴史の先生と一緒にレオンの町巡り、美術館や博物館、遺跡などに行くことができました。
現在(9月上旬)は、最高22℃最低12℃と沖縄県民としてはかなり寒く、また昼間と夜間で気温差があるため、羽織ものが必須です。私はほとんど夏服のみを持ってきたので、レオンで冬服を買いました。物価上昇や円安の影響もありますが、意外と安く買うことのできる店もあります(ZARAなどは日本よりも安いです)。
どこを歩いても古い歴史を感じる建物が多いです(エアコンが普及しない原因の一つでもあるそうですが)。この美しい街並みの中で学生として学ぶ時間が与えられていることが本当に幸せです。新しい環境で慣れないことや課題も多くありますが、とても楽しく過ごすことができています。
次回はピソ探しやNIEについて書こうと思います。ではまた。