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【2025年9月】レオン大学(スペイン) 知花さん 総合文化学部 英米言語文化学科

レオン大学(スペイン)
新生活のスペイン

こんにちは。スペイン・レオンに留学中の知花です。
あっという間に留学も2か月が経ってしまいました。順番に振り返ってみたいと思います。

9月の1週目はレオン大学でウェルカムウィークというオリエンテーションに参加しました。レオン大学の学生にレオン市内を改めて紹介してもらったり、 Riaño という湖のある町へ遠足に出かけたりしました。エラスムスなどの多くの留学生と交流することができ、とても有意義な時間を過ごせたと思います。
9月の2週目からは語学学校が再開しました。クラスは14時に終わるので、午後は語学学校から徒歩5分ほどのところにある図書館へ行ったり、初めて公共バスに乗ってショッピングモールへ行ったりしました。図書館では、たどたどしいスペイン語でしたが、職員の方が穏やかに対応してくださり、図書カードを作ることができました。外国人ではありますが、なんだかレオンに住む一員として認められたような気がしてしみじみと嬉しい気持ちになりました。
それから3週目にかけてピソ探しをしていました。idealistaというアプリを使って、条件の合いそうなところに片っ端からメッセージを送り、返事の来たところへ見学に向かいました。10月は学期の始まりでもあるので引っ越しする人も多いようで、良さそうなところはすでに契約が決まっていることが多かったです。ですが、運よく素敵なピソを見つけて契約することができました。私含めて女性4人のシェアハウスで、建付けはやや古いですが家具や食器もそろっており、光熱費・Wifiなど込みで家賃は350€です。
またNIEについてですが、これは別の機会に詳しく書こうと思います。実は手続きの予約を一度取ることができたのですが、予約の種類が間違っており、最初からやり直しとなってしまいました。何事も焦らず、しっかり確認しながら進めることが大事だなあと学びました。
4週目はサン・フロイランというお祭りが始まり、屋台やパレードなどで急ににぎやかになりました。焼き物のフリーマーケット、伝統的な牛車のコンテスト、伝統衣装を着て踊る地域の人々などを見て楽しく過ごしました。ここでは普段の日曜日や祝日はほとんどのお店が閉まってひっそりとするので、お祭りがあってとてもうれしかったです。

語学学校のスケジュールについてですが、8月と9月はスペイン語集中コースというもので、10月7日から学期が始まりました。8月と9月はそれぞれ月末にテストがありました。また10月にはもう一度レベル振り分けのテストがあり、今はB1のクラスを受けています。内容としては、過去形の使い分けをしっかりと確認し、それから接続法について学んでいます。いよいよ日本で勉強してきた範囲から次に進んでいるので、やや難しくはありますがワクワクしています。

気温の寒暖差は相変わらず厳しく、10月初めには風邪をひいてしまいました。この気候に私の身体が慣れていないからなのかと思っていたら、ホストファミリーに「この時期はスペイン人もみんな咳してるよ、急に寒くなったり暑くなったりするからね」と言われました。スマホの翻訳なしで日常会話が大体はできるようになった喜びとともに、冬はいったいどうなるのだろうという不安がこみ上げました。

学期が始まったので新しい留学生も増え、8月にもあったレオンの町巡りがもう一度ありました。前回は引率の先生が言っていることがほとんどわからず、ずっと翻訳機を使っていましたが、今回は自力で7割ほど理解することができました。町巡りの内容はほぼ一緒だったのですが、8月にくらべて多少なりとも語学力が上がったことを実感することができてとてもうれしかったです。最近の課題は、留学生と英語を話そうとするときにスペイン語の単語が出てきて滅茶苦茶な会話になってしまうことです。

次回はスペイン国内旅行と生活用品などについて書きたいと思います。
ではまた。