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【2024年10月】レオン大学(スペイン) 仲里さん 総合文化学部 社会文化学科

レオン大学(スペイン)
充実した毎日

スペインのレオン大学に派遣中の仲里です。スペインでの生活も2ヶ月半が過ぎ、少しづつスペイン語も理解できるようになってきた反面、ボキャブラリーの少なさを痛感しています。10月に入ってからは、季節も秋へと少しづつ変化し、公園や川沿いは紅葉が綺麗で晴れた日はよく散歩しています。また、ホームステイ期間が終わり、無事にピソへ引越し新生活が始まりました。

毎週、16時からは語学学校でスペイン人を対象にした日本語クラスが行われており、授業が終わった後は、一度お昼休憩をし、遠足等がなければ日本語のクラスに行くことが楽しみの一つでもあります。レベルがA1からB2の4段階に分けられていて、好きなクラスに参加することができるので、仲良くなった友達のクラスに行ってサポートをしたり、ミニゲームをしながらお互いに言語を学んでいます。授業では、日本語だけでなくスペイン語での説明があったり、日本語をスペイン語に訳したりする授業もあります。スペイン人がどのように日本語をスペイン語に訳すのか学ぶことができる時間でもあり、とても有意義な時間になっています。そのおかげで、アウトプットする機会が増え、最近では考えていることが少しづつ言えるようになってきました。

今月は、学校の遠足でアストルガとバスク地方を訪れました。アストルガはレオン州にあり、小さな街ですが重要な建物があります。一つ目は、チョコレート博物館です。アストルガには、スペインで最初にできたチョコレート工場があり、この博物館では古い製造方法やカカオ豆の種類などが展示されていました。もう一つ重要な建物は、スペインの有名な建築家のガウディが手がけた司教館です。内部はステンドガラスが綺麗で、ガウディの典型的な建築様式を間近で見ることができました。ガウディの建築物は主にカタルーニャ地方にありますが、サンタンデール、レオン、アストルガの3つの地域では彼の建物を見ることができ、タイミングがあえば留学中の遠足で全て見ることができると思います。

10月の後半は2泊3日でバスク地方を訪れました。1日目のビルバオは街散策をした後、観光遊覧船に乗ってネルビオン川を渡ったり、グッゲンハイム美術館を観光しました。2日目はサンセバスティアンへ移動し、街を一望することができる山へ行ったり、海岸を散歩するなどゆったりとした時間を過ごしました。バスク地方といえばピンチョスやバスクチーズケーキなどが有名で今回の遠足で楽しみの一つでもありました。ピンチョスは種類が豊富で、量もクオリティーも高かくお店によっても違うのでタパス巡りも楽しめると思います。バスクチーズケーキはビルバオとサンセバスティアンで食べましたが、チーズの濃厚さや味が違ったり本場の味を楽しむことができました。遠足の日程では1泊2日でしたが、サンセバスティアンでレアルソシエダの試合を観戦するため延泊しました。残念ながらソシエダは負けてしまいましたが、海外のスタジアムの雰囲気を感じることができたことと、久保選手を間近で見ることができたので良い経験になりました。今月は遠足やハロウィンなどのイベントもありとても充実した月になりました。日々、寒くなっているので体調に気をつけながら来月も頑張りたいです。